注意事項   ~ 施工前に必ずご確認ください ~

NEWロックナットを正しく安全に使用していただくために下記事項を厳守し、ご使用ください。

締付けトルクはあくまでも参考値です
締結の際は、参考締付けトルク一覧表を参考にしてください。
締付けトルク値は、同じ材質(HDZ・三価は4.8T、SUSは304)のボルト・凹型ナット・偏芯座金の組合せを基本にした場合で、あくまでも参考値です。表面処理およびボルトの強度に応じて適用してください。表面処理が異なる箇所や、滑りやすい座金など他の組合せでご使用いただく場合は、施工条件に即した試験を行い、締付けトルク値を設定してください。


締付けに適したボルトをご使用ください
使用されるボルトは締付け完了時に、ねじ山が2ピッチ以上確保できる長さのボルトをご使用ください。

    

ボルトの能力に最も適した工具を使用してください
インパクトレンチはボルトに対して過剰なトルクで締め過ぎる傾向にありますのでご注意ください。トルク設定ができる工具を使用していただくか、低いトルクで仮締めし、本締めはトルクレンチ等を用いて適正なトルクで締め付けてください。


    


穴径に応じた適切なサイズの座金を使用してください
NEWロックナットの偏芯座金は平座金を兼ねていますが、細長いボルト穴やボルト径よりも極端に大きな穴径に使用する場合は、穴径に応じた適切なサイズの平座金を組合わせて使用してください。

    

過剰な増し締めは行わないでください
NEWロックナットは規定のトルクで確実な施工が行われていれば基本的に増し締めの必要はありません。締付け時のペイントロックにズレがある場合は、規定のトルク値を確認し、トルクレンチで増し締めを行ってください。過剰な増し締めはボルトの破断に繋がる可能性がございます。

    


偏芯座金の再利用はできません
NEWロックナットの偏芯座金は一度取り外しを行うと、キズまたは歪み等が発生している可能性があり、再使用の際に所定の緩み止め効果を発揮しない場合がございます。

凹型ナット・偏芯座金形状の改造等、販売後お客様にて改造された製品については、弊社では一切関知ならびに推奨致しません

不明な点がございましたら、お気軽に弊社へご相談ください。 また、参考締付けトルク値・製品の寸法・仕様等は予告無く変更する場合がございます。あらかじめご了承ください。